定言命法=自由

大相撲は無観客となり、チケットを入手していたKさんは落胆している。中継を見てもなんだかわかない。新型コロナウイルス蔓延による経済的打撃は相当なものになるだろう。アベノミクスの前提条件は崩壊する。日本経済、いや世界経済はどうなるか?安倍さんもトランプさんもどう行動するか?自棄にならずに指導者として賢明な措置をとれるだろうか?おそらくはそうならない。彼らは逃げ出すだけだ。

さて、普遍的立法の原理に即した行動をとるべきだ、ということを述べたわけだが、それがなぜ”自由”に結びつくのかである。カントは、普遍的立法の原理に即した行動を、何ら条件を付けずに(定言命法で)遂行していくことが自由(Freiheit)の表明だと述べている。お金を得るためとか、褒められたいとか、名誉を得たいとか条件を付けちゃダメ。自身で熟慮し構築した普遍的立法の原則を、何ら見返りを求めることなく遂行する人間は尊いものだと言っている。

一般的に医療は、人を救うという点において尊い職業だと思われている。しかしそんな医療者であっても、お金のためだとか、感謝されたいとか、名誉を得るためだとかで医療をやっていては尊さは損なわれる。純粋に医療を施すことを楽しまなければ尊い職業とはならない。しかし、そうではない医療者が増えたように感じる。

悲劇的で残念なことだが、世界の指導者たちも同じだ。

この項、なんだかわからない。自分自身理解できていないからだ。自由の意味については、私自身が腑に落ちた論理を得た時、どこかで述べたい。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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