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ゲバラが好きだ。そして少しばかり尺八を吹くことができる。２０１０年に、尺八をもってボリビアに行った。彼が最後に戦ったチューロ渓谷の、彼が身を潜めていたといわれる岩陰に座り尺八を吹いた。ヒゲラ村の彼が処刑された部屋で、彼が最後に座っていたという椅子に座り尺八を吹いた。彼の亡骸が記者たちに晒されたバェグランデの病院の洗濯台の傍らで尺八を吹いた。そんな旅をしながら、”尺八を吹くゲバラ”というイメージが頭に浮かんだ。

ロクでもない政治家ばかりの日本。愚かな指導者たちばかりの世界。飽食にまみれ地球を食い散らかすばかりの人々。それらの姿からイメージするのは、狂った豚の群れだ。断崖絶壁が目前に迫りながらも一心不乱に猛進し、集団自殺による崩壊が間近に迫った狂った豚の群れだ。何とか止められないだろうか？狂った豚の流れに抗い、流されず、個々の正気を取り戻させ、群れの向きを変え、群れを集団自殺の危機から救い出せる方法はないものだろうか？

”尺八を吹くゲバラ（シャクゲバ）”はどうだろうか？あやふやで抽象的なイメージでしかない。具体的にどういう活動を指すのか問われても明言できない。ただ、狂った豚の集団の中で正気を保ち、座して死を待つばかりでなく、救いを求めて流れに抗う、一つのあるべき姿だと思っている。

２００９年以降、シャクゲバと表していくつかのブログを書いていた。反体制的で理想主義的な言質が多く、パヨクと揶揄されても致し方ないものも多い。それら書き残したものの中からいくつかのテーマをピックアップし、再構成してこのブログ上でPDFファイルなどにまとめたものを公開したいと思っている。今のところテーマとしては、地方創生・反安倍政治・反資本主義などである。いじめ問題や医療問題にも言及するかもしれない。加えて、日々のどうでもいいようなことも、記録として書き連ねていきたいし、時に時事的問題にも言及していくつもりである。

始めたばかりで扱い方がまだ理解できておらず、いかんせん三日坊主的行動の多い私であるから、継続して構成していけるかどうかわからない。なんとか継続して更新していきたいと思っている。

　２０１８年１月１０日

以下、当サイト内のページにPDFでまとめた今までの私のブログ。各ブログを８編前後のファイルに分割しており、各ファイルは10ページ前後ある。環境によってはすべてがダウンロードされないこともあるようだが、ページ更新を繰り返せばみられると思う。内容は、期待しないほうがいいかも。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2018年4月16日

”尺八、ゲバラ、イラクに医療”　2009年10月8日ー2010年5月16日

”シャクゲバ２”　2011年3月17日ー2012年7月18日

”自由万歳”　2012年8月1日ー2013年8月22日

”勝手に地方創生”　2014年10月1日ー2016年3月21日

３か月ほどこのブログを放置していた。言いたいことがなかったわけではない。しかしなんだか偉そうなことをいうことに恥を感じていた。

定期的に同じような恥の期間がある。「お前みたいな人間が、偉そうに何言ってんだ？」と急に強く感じ、罪人らしく世間様とは距離を置いて息をひそめ生きていきたくなる。この間、私はKさんといろんなところに行った。松山に陽水のコンサートに行った。島根の足立美術館に行き、出雲の温泉宿「草庵」に泊まった。お義母さんらと高松でクルージングを楽しんだ。福岡の直方に行き、Kさんがファンの魁皇の銅像を見に行き、夜は妹さんともつ鍋を食べた。先日は国技館に行き相撲の９月場所を観戦し、伊豆の温泉に行った。そんな二人での世界を楽しむことに没頭していた。

しかし、昨日あるニュースを見て、また偉そうなことを言いたくなった。国際環境会議での若者の発言。「人類が滅亡しかかっているときに、あなた方はお金の話ですか？」

そうなんだ。大人たちは何をやっているんだ！トランプも安倍もプーチンも、新婚の小泉も能天気だ。怒りが個人的な恥を上回った。で、またブログを更新することにした。

２０１９．９．２４朝　南相馬にて