暖冬

自由云々に関しては後程して、その前に。

国会では相も変わらず低レベルの質疑応答が続いてる。桜を見る会や地方議員への多額の政治資金供与、IR汚職、共通テストへの記述式導入問題、厚労省幹部の痴話旅行などなど、せこく小っちゃい問題で紛糾するばかりだ。恥ずかしくて見てられない。もちろん看過すべきでない問題なのだが、そんなことに時間をとっている場合じゃない。世界は、地球は崩壊しかけている。イランを巡る中東問題、自衛隊派遣、国連決議を無視したアメリカのパレスチナ和平案についての政府の対処など、きっちり議論し問いただすべきことがある。新型コロナウイルスとそれに伴う経済活動の停滞だって今後重大な被害になるだろう。ひしひしと混乱が忍び寄っている。

雪がない。東北や北海道だけでなく北陸・山陰もだ。気候温暖化に伴う変化であろう。この時期に積雪が無ければどうなるのだろうか？スキー場や温泉・ホテルの不況はもとより、今後は水不足になるだろう。温暖化問題は今年だけでなく、徐々に深刻度を増し我々の生活に多大な影響をもたらす。しっかり予測を立てて混乱に備え、破局を避ける手立てをとることが必要だが、まったく切迫感はない。夢物語の成長戦略を見直す勇気をもたず、オリンピックや大阪万博、IR誘致に浮れるばかり。与党も野党も目の前の小っちゃなことばかりにご執心。大局的な重大事に対処する能力はない。悲劇だ。

夜中に患者がなくなり、眠れずに。