料亭を「日本のおもてなし文化」として紹介しようという議員連盟が17日設立されたそうだ。議連の先生方は、料亭を「元祖日本セレブの心でもてなす巧みな会話、唄や踊り、礼儀と作法を持ち合わせた日本文化を担うエンターテインメント」として活用する考えで、「料亭文化」を「地方創生の一つの起点」と位置づけ、多くの外国人観光客に利用してもらいたいとのこと。
オリンピックを控え、外国の方たちを少しでも料亭に引っ張り込みたいという業界団体があって、それに要請されたということなのだろう。けど、先生方、正気か?
格差拡大が問題となっている昨今、”元祖日本セレブ”などという言葉を使ってその設立趣意を述べる議員の品格とはいかがなものか?料亭文化がセレブの文化なら、それをどうやって地方創生の一つの起点にするつもりなのか?どう考えてもけったいな理論にしかならず、上から目線で一般国民の感覚からはずれた下品極まりない議連だと私は感じる。ま、彼らは、彼らの身の丈に合った活動をしているわけだ。
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