先日の休日、午前中ずっとDVDを観ていた。2015年世界で1日だけ公開されたロジャーウォーターズのWallだ。ピンクフロイドの定番ライブをもとに、80年代にアランパーカー監督でボブゲドルフ主演で撮られたものがすでにある。私のブログでも2009年10月24日と11月3日の記事に言及している。感銘を受けたライブ・映画である。しかし、ロジャーウォーターズは映画には自分が主演したかったそうで、その映画の出来に不満を持っていたそうだ。以降もずっとロジャーウォーターズは断続的にそのライブを続けていた。2010年くらいからのライブ映像と彼の内的世界を組み合わせて、彼自身が主演して作り直した映画だ。CSで流れていたものを録画しておいた。2時間半余りの長いものだが、面白かった。自由萬歳、あるいはBorn to Runにもつながる叫びを再確認した。
画像は映画の終盤、「Tear Down The Fucking Wall!」と叫ぶ彼。彼は1943年生まれ。もう長くはないだろう。彼が生きているうちに世界の壁は崩れない。ますます壁があちこちで作られている。
余談だが、これを見た日の夕食、ホタルイカのアヒージョを作った。
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