これからイラクを出る。本日も雨。夜中には風が強く飛行機が飛べないかもと思っていたが、今は雨のみで風は強くない。日本であれば問題ない天気だが、中東だからどうなるか?無事帰れますように。
イラクに来ている間に沖縄の県民投票があった。その結果の記事で一言。
写真の陽気ななっちゃんこと公明党の山口那津男代表は、「絶対得票率という点では反対の票は38%程度にとどまった」と発言。自民党の山川典二議員が「反対は有権者の37%で、半数を超えていない」と指摘。さらには維新の下地幹郎衆議院議員のツイッターで”県民投票が終わり、開票も終了しました。 「反対」43万4273票、「賛成」11万4933票、「どちらでもない」5万2682票、これに、投票に行かなかった55万余の県民を加えれば、「反対」は43万人超、「反対以外」が計71万人との結果になりました。”とも言っている。言っていることは数字的には正しい。数字をどうとるかの問題。けどここに、沖縄県民の民意を汲みたくない、民意など無視していいんだという意志が透けて見えることを彼らはわかって発言しているのだろうか?
2014年末の総選挙結果がどうだったか知らないわけはないだろう?絶対得票率は自民公明合わせて25%程度しか得票していない(勝手に地方創生、3編目、2015年1月3日4日の記事参照)。今回の住民投票よりずっと低い絶対得票率だった。公明党は、民意を反映しているとは言えないことを心して政権運営にあたってきたか?今回の住民投票結果が民意を反映していないと無視するならば、現在の自公連立政権の政策こそ権威の裏付けなどなく、無視するに値することを忘れるな。真摯という言葉が大好きなボスにそう進言してくれ。
2014年の総選挙後、公明が政権与党から離れていたならば今回の発言は、低い投票率から民意を推し測ろうとする態度と評価してもよい。しかし、民意を離れた政権与党にしがみつき活動を続けている。この発言をした公明党は、自分勝手な解釈で民意を無視しようとする質の悪い政権のひっつき虫にすぎないということだ。民主主義国家で議員になる資格などない。
0コメント