倫理なき欲望

ムヒカ大統領死亡のニュースが流れた同じ日、トランプはサウジを訪問していた。ムハンマド皇太子が首長の国に大量の武器を売りつけに行ったそうだ。6000億ドルの商談をまとめ、最終的には1兆ドルまでアメリカに投資をするという約束を取り付けたとのこと。ムハンマド皇太子はトルコでジャーナリストを殺した。彼の国はロシアや北朝鮮と同様、報道の自由はほとんどない。政権に反対するものは容赦なく粛清される国だ。そんな国の首長を、トランプは大好きで大好きで好きすぎるといっていた。彼もムハンマド皇太子のケツの穴をなめたのだ。

ガザではメイド・インUSAの武器が大量に使われている。その武器でもう五万人以上のパレスチナ人が殺された。未だ瓦礫の下でカウントされていない人や栄養障害や医療を受けられずに死んでしまった人を含めると優に10万人は超えるだろう。ヒロシマに匹敵する数だ。トランプのディールには道徳はない。儲けられればいいんだ。そんな輩をアメリカ国民は選んだ。欲を制御できない衆愚政治のなれの果て。今やそれが世界を席巻し、自己中の右翼化政党が躍進している。この先世界はどうなるか?悲惨な未来しか想像できない。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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