長らくブログ更新を放置していたのは、私の所属していたNGOでの出来事の影響があるのは間違いない。不祥事を起こしたスタッフに対する恨みではない。それを処理するにあたっての組織側の権威主義的・非民主主義的理事会に落胆し、非人道的決定に怒り、その後のあいまいなままの総括に幻滅している。その組織をさらに非難したいわけではない。ちゃんとした第三者的視点も入れた総括を表明すべきと思うのだが、もう組織を去った人間だからそれをうじうじいうのは筋違いだ。そればかりでブログを放置していたわけではない。
海外支援から身を引き、福島の仕事もなくなり、私の活動の場が現在勤めている診療所だけになってしまった。バイトでいくつかの病院にも行っているのだが、身銭を稼ぐ仕事以外にこの先どんな活動をしていくべきか?その展望がなくなっている。それを打破する行動を起こすこともなくだらだら過ごしているわけだ。再起動しなければ。
この企業も再起動しなければな。ちゃんとした第三者機関による総括もなされた。自社のコンプライアンス機構にゆだねることなく、一部の人間だけの決定で問題を起こしたタレントを使い続けたのはまずかったな。仮に二人だけのプライベートな問題だったとしても、権力をにおわせながら自社員を傷つけたクライアントをお咎めもなく使い続ければ、社員たちの信用を無くし組織が崩壊するのは目に見えている。外部からも、人権意識が乏しい組織ファーストのさもしい会社と非難されても仕方がない。
世界は荒れている。こんなことを書くためにブログを再開したのではない。フジと関与したNGOの問題はここまで。
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