”Fight for Future”というポスターを作り、昨年10月のブログにアップした。その一般的な意味を既に簡単に述べた。”過ちをしでかしやすい人間ではあるが、未来を少しでも良くすることを常に考え行動すれば、少なくとも誠実な人間として評価されるのではないか”といったことを書いたように思う。そして想定する未来として、100年程度の未来を勧めている。5年や10年では自分の未来を考えようし、50年程度でも自分の子供や孫など血縁者のことを考えにいれてしまう。これでは自分ファーストの枠を逃れることはできない。しかし100年以上の未来であれば孫の孫くらいの世代である。たとえ自身の血縁者といえども直接の面識をもつことは不可能に近く、どこでどのような暮らしをしているか想像することは困難だ。つまり100年以上の未来を考え行動するなら、それは利己主義を離れ利他主義となる可能性が高い。
大量生産・大量消費が命の資本主義社会。未来に残すべき資源を食い荒らし、未来にゴミを残すばかりだ。グローバル社会が資本主義の拡大に拍車をかけた。人間の欲を掻き立て過剰に肥大化し、格差と差別・人権侵害に溢れ、時には戦争も辞さない。今や資本主義はコントロール不能となっている。資本主義経済の崩壊、いや、人類そのものの崩壊の兆しが明らかであるにもかかわらず、日本では「経済成長、この道しかない」と宣う首相が長期政権を握り、世界では自分ファーストの為政者が席巻している。大事なのは経済(銭)と今の自分だけである。そんな現代において最も必要な思想が”Fight for Future”と考える。”Fight for Future”をスローガンとして掲げ、”未来の声(voice of future)”といった政党でも創ってみようか。
写真は霧島神社の神木に向かい、オーラをつかもうとするKさん。明るい未来であって欲しい。
0コメント