反リバタリアン。社会的大罪

私は資本主義に懐疑的だ。しかし他の経済体制を考えてみると、必ずしも資本主義を否定はできない。相互扶助を原則とする共産主義は私の理想ではある。しかしそれは、村程度の小さなレベルでのみ可能で、市や国のレベルでは不可能だ。旧東側諸国の崩壊や中国の現実をみれば、”国”による共産主義の実現は不可能と思わざるを得ない。大きなレベルで富の共有を実現するには社会主義体制が現実的だろう。実際多くの資本主義国家は社会主義的政策を取り入れているのだが、トランプや安倍自民などみると、現在の世界で公正公平で人道的な再分配は期待できそうもない。今の世界、経済が政治を動かしている。お金に換算できる短期的な利潤の追求に駆られるリバタリアンの群れ。それを利用して質の悪い自分ファーストの為政者たちが幅を利かせ、人類は狂った豚の群れになり下がった。

ガンジーは人類を破壊する7つの罪を上げた。 1.理念なき政治 (Politics without Principle) 2.労働なき富 (Wealth without Work) 3.良心なき快楽 (Pleasure without Conscience) 4.人格なき学識 (Knowledge without Character) 5.道徳なき商業 (Commerce without Morality) 6.人間性なき科学 (Science without Humanity) 7.献身なき信仰 (Worship without Sacrifice)  である。これらを罪とみなすことを拒否するのがリバタリアンだろう。Fight for Moneyの風潮をFight for Futureに変換できれば・・・。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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