さすがは照ノ富士

休場者は多かったが大関・横綱が安定し久々の面白い場所であった。照ノ富士は本割で霧島を圧倒し、決定戦でも琴ノ若を寄せ付けず優勝した。おめでとう。さすがである。数年前のブログに横綱の品格として白鵬をこき下ろした。数々の記録を打ち立てた白鵬だが、横綱としての品格はいかがなものかと感じていた。勝ちにこだわるのはよいのだが、品のない白星コレクターとしか私には感じられなかった。しかし照ノ富士は違う。大けがで序二段まで落ちてから横綱に上り詰めた。苦労を知り並々ならぬ精神力がある。若いころのイケイケだった自分を客観的に見つめ、今場所の翔猿戦ではつい熱くなり興奮したことをすぐに恥じていた。自分を客観的にみつめ批判できるのは頭のよい証拠だ。白鵬は自画自賛ばかりだ。土俵入りでも断然照ノ富士のほうがカッコいい。

熱海富士は筆頭であったが6-9の負け越し。まだまだ勉強だ。照ノ富士に土をつけた正代は結局11敗して、いつもの正代。朝の山はそれなりに頑張ったが、足は思わしくなさそうだ。大関に復帰できるかどうか?Kさん推しの霧島は力の差を見せつけられ、横綱には程遠いと実感しただろう。みんな頑張れ。道を究めてください。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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