久しぶり

１か月以上更新が滞った。先月は妻の実家に滞在し、毎日皿洗いをさせていただきながら姪と楽しく遊んだ。飯坂温泉や今春で離れた福島の病院に行ったり、妻の旧友にもあったりした。イラクの医師たちとのネット会議は、私のまずい英語もありほとんど意味をなさないものになった。恥ずかしく申し訳ない限り。

パレスチナはどんどん悲惨な状況になっている。私が滞在していたハーンユニスも破壊されている。ヨルダン川西岸地区でも暴力で満ちているようだ。「ハマスを殲滅する」といった時点で、ハマスの起源の町であるハーンユニスも無事ではないだろうと予想していた。今回のイスラエルの軍事作戦は明らかに虐殺行為だ。始まりがハマスの残虐行為にあったとはいえ、過剰防衛。２００万を超えるガザの半分以上を破壊し、人道支援も入れさせていない。爆撃の直接的行為だけでなく病や飢えで亡くなる人も入れれば、ヒロシマの犠牲者を優に超えるだろう。23年前パレスチナ難民キャンプで「愛」だの「平和」だの言っていた私は甘いということなのだろう。

日本の政治家は相変わらず馬鹿なことをやっている。パレスチナに向かう議員などいない。安部派のパーティーの売り上げをちょろまかして裏金を作っていたのがばれたわけだが、閣僚も誰も「真摯に」対応することはなくアタフタと逃げてばかり。岸田首相は、総裁である限り派閥を離れるといっていたが、議院内閣制では当然のことだ。内閣は政権与党の代表ではない。議会全体の代表であるのだから、そこに属する少数政党の意見も汲み上げて政策決定せねばならない。日本政治の過ちは、政権を取った閣僚がこの原則を忘れ、党利党略私利私欲ばかりの輩で構成されていることだろう。今更派閥を離れると表明するとは、、、。馬鹿な首相だ。