6月13日~23日まで毎日のように更新していた。この間Kさんがインドに行っていたわけで、少しでも暇つぶしに見てくれるかな?と思って書いていた。彼女が無事に帰ってきた後は、しばし更新する気がなくなっていたのだが、ネタになるようなことを書いて下書き保存していた。それを本日2編更新した。ついでのもう1編。
昨日Kさんと万引き家族を見に行った。この”家族”は社会の常識的な統治システムからは逸脱しており、愚かで罰せられるべき集団だ。罪状を適応し彼らを糾弾するのは簡単だ。前の「死刑」の項で引用したコメンテーターなどは、「彼らは人としての資質が粗悪であり、排除されるべき存在だ」というだろう。けど、それだけで済ませるべきではないと是枝監督は感じており、映画にした。「誰も知らない」もそうだ。
人間は、弱く汚く愚かな存在だ。それを、許せとは言わない。けど、それを糾弾し正義の代弁者を気取っているような輩や社会は醜悪だ。自身の弱さや醜さが見えていない。
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