前の前の首相は、積極的平和主義を得意満面で唱っていた。ウクライナ危機が生じて、プーチン氏のことをウラジーミルとファーストネームで呼んでいた彼が、仲介特使などの何らかのアクションを起こすのかと思っていたが、何もしなかった。国会ではそのチルドレンと呼ばれるお方は、ウクライナ危機を念頭に、防衛費の増額、敵基地攻撃能力の保持、専守防衛からの脱却を訴えていた。
わかっていたことではあるが、積極的平和主義といいながら、実は平和構築などやる気はない。やりたいことは軍備増強だ。お金がかかりエスカレートする一方の施策だ。敵からすれば格好の標的になる原発を抱えながら、それができると思っているのはなんとも能天気。次の参議院選挙で、改憲勢力が過半数を越えそうとのこと。お先真っ暗になって来た。
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