河野の失敗

さて、1か月ほど更新をさぼっていた。書きたいことがなかったわけではない。自民党総裁選や衆議院選挙があり、書けば悪口ばかりになるのは目に見えたので控えていたわけだ。それらが一段落した今、改めて悪口を書く。

 自民党の中でも脱原発を表明している河野さんに少し期待していたのだが、河野さんは総裁選に負けた。石破氏と組んだのが過ちと考える人もいようが、決定的にしたのはモリカケ問題に対し再調査しないとアベアソウに忖度したことだ。経済政策やコロナ対策、原発や憲法問題ではない。近年の傲慢で欺瞞に満ちた政権運営に決別できなかった河野さんの不甲斐なさであったと私は思っている。票欲しさに、がっちり票を握っている御大らにすり寄ってしまった。河野・石破氏は若手や地方議員からの指示は高かった。若手の中には、アベアソウらの誠実さに欠けた政権運営に批判的な政治家が含まれていただろう。それに反旗を翻し、誠実な政権運営に戻してくれるリーダーとして河野さんに期待していた真摯な自民党議員さんも少なからずはいただろう。しかし、モリカケ問題の再調査を拒否したことでその期待を見事に裏切った。これは「排除します」と宣言し傲慢さを表出し支持を失った小池さんの発言と同様、潮目を逆転さす決定的な過ちだった。高潔さを忘れてしまったゆえの愚挙であった。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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