今、インド起源といわれるデルタ株が猛威を振るっている。首相や各地の首長は帰省は止めるようにといっているがもう遅い。すでに田舎でもデルタ株は広がっている。オリンピックを開催しておいて、家族との団欒を諦めろというのは理にあわない。春の時点で、政府はワクチン投与を高齢者だけでなく、現在感染の主体となっている若者たちまで拡大して実施することだった。そのためにはオリンピックを中止もしくは延期し、お金や人材をワクチン接種に集中さすべきであった。昨日は南米ペルー由来といわれるラムダ株が7月に来日したオリンピック関係者から検出されていたと報道された。日本国内初の検出だそうだ。ラムダ株は、中和抗体を弱める特性がありワクチンの効きが悪い恐れがあると言われている。デルタ株の後にラムダ株が流行るなら、高齢者患者が再び増え重症者も著増し、菅ちゃんの思惑は無に帰する。オリンピックのせいだ、といわれるだろう。
先日来の長雨で、西日本ではすでに被害が出ている。これからさらに1週間ほど雨が降り続くそうだ。来週あたりには避難所経由のクラスターで大変なことになりそうだ。それでも東京都と政府はパラリンピックを開催するのだろうか?早めに中止を宣言し、コロナ感染・豪雨被害の支援に全力を集中すべきだろう。しかし・・・・思考停止している日本政府の面々をみると、悲劇的結果に突き進みそう。いつか言われた一億総玉砕。そこから日本政府は何ら変わってないわけだ。
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