忖度、利益誘導、改竄、隠蔽、粉飾、歪曲、欺瞞などで満ちた組織というものは、うまくはいかない。何を目指しているのか分からなくなり、その構成員たちは周囲のブロックの在りように自分をあわすばかりで、とりあえず組織を存続さすための惰性的な行動に終始するようになるだろう。今の日本政治を典型例としてあげられる。言葉では、真摯に、丁寧に、謙虚に、などと言っているが、具体的行動には表れていない。それは1年以上まえから危機に陥っている新型コロナ対策でも同様だ。Go toキャンペーンやオリンピックの強行、聖火リレー、何とかアラートや5本の柱とかマンボウ。危機感に欠けたお茶を濁す程度の不真面目な茶番ばかりで、要は国民にお願いするばかりだ。感染力を増した変異ウイルスにより医療崩壊が間近になっている今でも、スポンサー企業に先導されながら集まってはいけないという奇妙な聖火リレーは続けさせ、ワクチン接種が最優先と思われるのだがオリンピックに看護師500名、スポーツドクター200名をだせとの指示をする。行き当たりばったりの何とも奇妙な行動だ。オリンピックを強行すれば世界の笑いものになるだろう。
徳島でも、本日過去最高の新規感染者数は60名になった。入院できずにホテル療養となる人が増え、そのホテルにもすんなり入れず自宅待機になる患者が多数出てきている。大急ぎでホテルの収容数を増やそうとしたり、自宅待機中の患者をサポートする体制を整えようとしているようだが、すんなりと事は運んでいないようだ。発表されている数から逆算すると、この徳島でも100名以上は自宅待機になっているだろう。そのうち待機中に亡くなる方もでてくるだろう。さあ、どうするカモンさん?意味のない茶番の言葉でなく、たどたどしくとも心のこもった言葉でこの難局を克服してもらいたいものだ。
0コメント