先週、新大関正代が誕生した。プレッシャーで潰されないように自虐的コメントをし飾らない言葉でインタビューに答える彼は、決して変化をしない立ち合い同様、好感がもてる。スー女のKさんは彼の昇進を心から喜び、伝達式の生配信を楽しんだようだ。至誠一貫。いいことばだ。「至誠」については私の過去のブログ(勝手に地方創生の第5編)で吉田松陰の言葉として、「草莽崛起」の次に紹介している。写真は、彼が新関脇に昇進した時の色紙。大関になれたらなあに続いて、❓️付きで目指せ大関と書き、現状維持と続けているのが面白い。
人の価値は、成しえた結果のみで評価されるわけではない。総理を勤めたからといって価値がある人物ではない。大統領だから人格者でもない。先生と呼ばれる職業に就いているから尊敬できる人というわけでもない。人の価値を計る基準があるとするなら、それはいかに誠実に生きているかだと思っている。賃金や社会的評価が低い仕事であろうと、誉められることも期待せずに、誠実にコツコツと生き抜いていくことこそ価値あることだ。
至誠。大事にしたい言葉だ。
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