隷属型組織人

自民党の総裁選が来週行われる。すでに菅さんの勝ちは決定的。"大物"の方たちが仲良く相談して菅さんに決定した。大方の議員は派閥の意向に従うのみだろうから覆ることはない。

いつか過去ブログに書いた(勝手に地方創生の第三編目)。隷属型組織人が大勢を占め長く続いた巨大組織では、組織の質よりも組織の存続が重要視される。構成員の多くが自分の足で立つことができず、その組織がつぶれてしまえば生きる術を失ってしまうからだ。組織を縮小・破壊するような人物は選出されない。組織の膿をあぶりだし改革を訴える人物がいたとしても、自分の頭で考える事のない輩にその声は届かない。「変えないほうが楽。みんなで仲良く決めたから責任を問われることもないさ」そんな人たちがこの国を動かしている。思想や信念はなく、政治ごっこをして喜んでいるだけだ。