GoToキャンペーンが前倒しして開始されるとのこと。10日後の連休を組み込んで華々しく開始したかったのだろう。九州などで甚大な被害が出ているにもかかわらずだ。因みに本日安倍首相は、九州の豪雨災害を特定災害に指定し「4000億円を超える予算を・・・」と誇らしげに発表していた。GoToキャンペーンの予算1.7兆円の1/4にも満たない。中抜きされず被災者のもとに少しでも多く届くようにしてもらいたいものだ。
東京では連日200名の陽性患者が出ている(本日は119名)。何だかんだと理由をつけて非常事態宣言を再発出することはせず、イベントの人数緩和に踏み切り、さらにGoToキャンペーンの前倒し開始。政府はなんとしても経済を回したいのだろう。西村大臣は注意しながら進めると言い、菅官房長官は延期や中止の考えは全くないと言っていた。アベノマスクと並んで多額の予算を使っての愚策だと思う。下記のような方策はどうだろうか?
この方法なら一石三鳥だ。1)積極的に検査を行うことで感染者をあぶりだし感染拡大防止策になる。2)都会と現地でコロナ禍で収入が減った人たちの支援になる。3)被災地の復興に役に立つ。それに加え、被災地出身の人とその家族にとってはコロナと豪雨被害のために分断された精神的救済にもなる。コロナの感染抑制ができていないのだから、積極的にGoToキャンペーンを政府が宣伝することは気が引けるだろう。自分達で政策決定することなく専門家に責任を押し付けようとする姿勢が見え見えの今の内閣に「経済を優先します」と言い切る勇気はないだろう。GoTo被災地キャンペーンに変更すれば、大々的に宣伝できると思うのだが?どうだろう?
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