アベノマスクが届いた。迅速な支援とかいいながら、私の手元に届くのに2ヶ月ほどかかったわけだ。給付金も先日やっと申請書類が届いて今週始めに送付した。まだ入金はされてなかった。
持続化給付金では再再再再委託されているようで、必要なところに届くのに時間がかかりそう。最初に委託されたデザインなんとかという組織は、政府の説明によればプラットホームの働きをしているそうだ。つまり多岐にわたる業務を整理し、最も適した業者に委託するのが目的だ。それはそれで必要なことだ。海外支援で経験がある。数万規模の難民が発生した場合、UNHCRがプラットホームとなり、自発的に駆けつけた種々のNGOに仕事を割り振る。トイレ設営に実績がある団体とか、あるいは通信、医療、バラック、電気設備等々、巨大なキャンプを運営するのに必要な団体が集まる。そこでUNHCRが中心となり会議を開き、それぞれの団体に仕事を割り振りその日のうちに準備開始となっていた。
初めのデザインなんとかは、電通に丸投げの役割だけ。再委託された電通だって実質的に業務を遂行するわけではなく、これもどこかに再委託しているようで、さらにそこから各業界団体に再委託されて、それぞれの中でやっと業務遂行する業者に行き着くのだろう。必要な人にお金が届くまでに、どれほど中抜きされどれほど時間がかかるのか?それを少しでも避けるために政府が指導せねばならないのが、むしろ誘導しているようだ。腐ってると判断されても仕方ない。
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