5か月ぶりに飯館を通って南相馬に入った。雪はなかった。写真は寒かったためバスの窓から撮った途中休憩の道の駅。窓ガラス越しのため曇っている。土産物屋の電気は点いておらず、にぎわってはいなかった。震災から9年目になろうとしている。バスが通る飯館の幹線道路沿いは規制解除され、戻ってもいい場所のはずだが、残念ながら人はあまりいないようだ。道路沿いには最近更地にされた住宅の跡地が目立っていた。一方で除染で出た放射性廃棄物を詰めたフレコンの山は一向に減っていないようだ。
日本は新型コロナウイルスの検疫に失敗したようだ。あわてて学校を休校ににしているが、これは何とかオリンピックを開催したいという思惑からだろう。だが、今月末から報告されているヨーロッパや中東・アフリカ・北米・中南米の流行がコントロールされない限り、オリンピック開催は無理だ。SARSの例や一旦治癒後もウイルスが検出されている現状をみると、新型コロナの蔓延は長期間続くだろう。日本・韓国・中国の流行が収まったとしても、くすぶり続ける流行地域から選手団や観光客を迎え入れることができるか?再度の感染爆発を招く可能性があり、してはならないことだ。となると中止するしかない。休校措置のようにいきなり中止宣言すれば大混乱だ。オリンピック中止に向けて早めに準備しておいてもらいたい。
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