身の丈という差別

英語の民間試験導入に続き、共通テストで国語の記述式問題の導入も見送られた。導入見送りを発表した大臣に、仲間内から英断だとのヨイショもあったが、そもそもの提案から熟慮に欠けたドタバタ劇でしかない。
50万件の記述式回答の採点をどうやってするつもりだったのか?AIで採点可能とでも思っていたのだろうか?人が行うしかなく、最低1万人は必要。民間に委託し学生バイト中心でするしかなかろう。いかにマニュアルを準備しようと採点のバラツキやミスが出る。国主催の共通テストでそれをやっては不味い。そんなことは判りきっていたはず。英語の民間テストと同様に、受験生に不公平が生じようとも、優先したい理由があったんだろうな。
まっ理由が何であれ、身の丈云々を口に出せる人というのは必然的に差別的になるだろう。「貧乏人には貧乏相応の、田舎には田舎らしい政策で十分。身の丈にあった生活でよい。彼らにオモテナシは分不相当で、日本のオモテナシの対象は料亭に行けるセレブだけで十分」と、思うようになるに違いない。写真はどこかで見かけたセレブの方たち。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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