関電の幹部たちが、原発立地自治体の高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていたそうだ。割と細かく金品のリストが出てきたから、彼らは違法性を認識していたのだろう。けど、助役の脱税疑惑でメスが入ったことを受けて急いで公にしたようで、隠せるものなら隠しておきたい意志があったようだし、金品の授受を断れきれなかった言い訳として、助役の性格が特異的であったと言っており潔さはない。
原発行政だけでなく、箱物など公共施設・あるいは新幹線や高速道路などの交通網の整備の裏には、このようなからくりがたくさん潜んでいることは間違いない。オリンピックの誘致だってそうだろう。プーチンの言うところの”世界の複雑さ”の一つであろう。けど、複雑とは言えないほど単純で幼稚な構図だ。これに政治献金も加えられる。この世が歪んでいく一因である。それは理解して受け入れるべきものなのか?きっと贈与した側や関電幹部や政治家たちは利口な大人だから、理解し慣例として受容したのだろう。
拒否するべきだ、とうのは単純で馬鹿なのか?理解せずに拒否をするのがまっとうだろう。”情報に乏しい若者”と馬鹿にするやつらが歪んでいるに過ぎない。
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