アソウさんがまた問題発言。選挙応援に行って、相手側の候補が国立大出であることを揶揄して「人の税金で大学に行った」と言ったそう。彼は財務大臣だ。医療費補助についても難癖をつけていたから想像するに、教育受けるのは自己責任で国が教育にお金を出す義務はないと言いたいのだろう。
アソウさんの数代先(じいさん?)は麻生鉱業という炭鉱屋だった。戦前、今問題になっている徴用工を雇い酷使し、労働争議の時は警察や特高に守られたそうだ。人の血税で文字通り守られ、お坊ちゃんとして育てられたのが彼なわけだ。彼にとって、医療や教育などの民生部門に国のお金を回すことは本意ではないんだろうな。倫理的に問題があろうとも企業が儲けられるような施策をし、儲けている企業を保護し、それに反対する奴らは人権を無視してでも暴力装置を使って抑圧する、こういったことが彼にとって有意義な国のお金の使い道なんだろう。「(ナチスの)あの手に習ったらどうだ」などと言っていたから、まんざら外れてはおるまい。
そんな人物が、総理になったり大臣でいる。彼を役員として雇っている会社、議員になって下さいと票を入れている選挙民。彼を重用している自民党、安部総理。その程度なんだ、世の中は。
写真は麻生太吉。ウィキペディアよりコピー
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