偶像崇拝

一神教では仏教と違い偶像崇拝が禁止されている。長らくその目的が理解できていなかった。イラクへいっても、例えば選挙時のポスターには候補者の顔がでかでか印刷され貼られているし、街のあちこちには、そこで生まれた預言者や町の有力者などの銅像があちこちにあった。すでに15年前に倒されてしまったがフセインの銅像もあった。イスラム教の求める偶像崇拝禁止の意味がますます解らなくなっていた。

スポーツ界でいろんな問題が生じている。大学中枢と密につながり絶対的な権力をもったアメフト部の監督や、申し分のない実績ゆえ、その発言が絶対的になった体操協会の理事やレスリング部長がいた。自ら「おれはカリスマだから」と言っていたボクシングのボスもいた。そういった面々をみると、偶像崇拝禁止の意味が理解できる。組織が健全性を保つには、一人の人物を崇拝しその発言に絶対性をもたせちゃいけない。人物ではないんだ。人物を崇拝するあまり、誤った忖度ばかりになると組織は腐る。それを避けるために偶像崇拝は禁止されたのだろう。

で、この国の政府はどうなんだ?

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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