叩きのめす

日大の田中理事長と、今話題の日本ボクシング連盟の会長さんは仲良しだったようだ。日大の理事の一人は、悪質タックルの加害学生に、「（不利な証言をしたら）日大が総力を挙げてつぶしにいく」と圧力をかけたそうだ。ボクシング連盟の会長さんも、同様の圧力を審判だとか連盟関係者にかけていたのだろう。関係者の証言からは間違いなくパワハラはあった思われる。両者ともに前時代的なボスで、大学とかボクシング界の存在意義よりも、自己の面子を保つことにご執心のようだ。

この国のリーダーはどうなんだろうか？この国の未来より、お友達や自身のイエスマンを重用することに執心していないだろうか？トンデモ発言の議員を擁護したり、反対議員を「叩きのめす」などと言って排除したり、言うことのきかない官僚のスキャンダルを流して失脚させたりしていないだろうか？一国の総理である。そこまでバカじゃないと信じたいが・・・・。国のリーダーとして、何を最も大事にすべきか？残念ながら理解できているようには感じられない。