ブルーハーツの曲の多くは、社会の底からの反発を歌っている。中でも私は、この”ロクデナシ”が好きだ。「劣等生でじゅうぶんだ。はみ出し者でかまわない」と社会の価値基準などクソくらえと力強く宣言し、「産まれたからには生きてやる!」と叫ぶ。劣等生と判断する社会の基準なんか絶対的なものではない。偏差値だとか学歴だとかで人間の価値など評価はできない。そんなものクソくらえだ。要領が悪く、うまく仕事をこなせなければ役立たずと言われ、失敗したり誤魔化したりすると最低と言われる。社会に適応できないものはロクデナシとレッテルを貼られ排除される。そんな組織なら、ボクは蹴りを入れてやりたくなる。
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