反省はしないが後悔はある

反省はしないのだが、後悔はある。組織が誠実に対応するようもっと理事会で強硬に主張すべきだった。言い訳だが、主張はした。しかし私の声が届かない現状をみて失望と共に諦めた。ちょうどコロナの第6波になり少々忙しくなったこともあり、「もう好きにしろ」とさじを投げた。理事会はその後も同じ流れのままであり、最終的な決定には関与しないことにした。その結果は案の定、原告側にコントロールされた軍事法廷と同様の結末をみることになった。原告側の正義が絶対であった。被告側の人権は、彼の犯した罪の大きさから十分な考慮はされず情状酌量の検討もないままの通告となった。

最悪の事態を避けるために、私はもっと誠実に根気よく理事会と対峙すべきだった。私の諦めによる最大の被害者は、誠実とは言えない裁定により厳しい処罰を宣告された彼だ。厳しい処遇となった主因は彼にあるのだが、彼は処遇を通告された時、激しく怒り組織を罵ったらしい。プライドを傷つけられ、生活がままならなくなりそうな彼。彼の罪は容認できないが彼の怒りは理解できる。彼が怒りに任せ醜態をさらした一因は私にある。申し訳ない。その後まだ彼には連絡していない。このまま連絡しないのは彼に失礼だ。かといって真摯とは言えない処理を行った組織側の人間として彼に会うことはできない。

彼の怒りは、6/23に書いたファイサルのようなものだろう。彼は、組織の駒ではなく人としての関係が構築できていると思っていただろう。しかし見事に梯子を外された。私は梯子を外した側のロレンスだ。ロレンスは、第一次大戦後も植民地相だったチャーチルの特別顧問を務めており、大戦後もファイサルとも何度か会ったのだろう。彼らはどのような会話をしたのだろうか?ファイサルに「どの面下げて俺に会いに来たんだ!」と非難されたのだろうか?

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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