昨日は休み。朝起きると外は真っ白。することもなくKさんとDVD鑑賞。時々、私のコレクションの中から選んで二人で見ている。いつもKさんは私の持っているものは暗いという。
昨日は「カッコーの巣の上で」をみた。ジャックニコルソン主演の精神病院を舞台にした傑作。我々”普通”の世界に不適応と烙印を押された精神病患者たち。普通から逸脱したために隔離され薬漬けにされ、最悪の場合ロボトミー手術で廃人にされてしまう。それが当たり前だった時代の話だ。正常ってなんだ?異常になれば人権はないのか?普通の社会で権威付けられた正義ってなんだ?正常はそんなに偉くて、異常はダメなのか?養護学校で重度の自閉症児らと机を並べていた私は、子どものころから自身に問いかけていたテーマだ。
しかし、Kさんを少し混乱させたようだ。この映画のせいかな?Kさんのもつ不安を刺激してしまったようだ。
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