言い訳その一

言い訳としてまず挙げたいのは、1)家族への説明が突然設定され、私の予定していた業務が中断される形で始まったことだ。それ以外にもあるが、これさえなければもう少しましな説明ができたと思っている。

私は自閉症スペクトラムというほどではないが、人との付き合いは苦手で大きな声での挨拶はできず、自分の手順が邪魔されると不機嫌になるたちである。だから、集中して仕事をしているときは”話しかけるなオーラ”を出し、邪魔されることをブロックする。しかし人の都合を考えず、人の話を遮ってでも一方的に自分の用事を話しかけてくる人はおり、そういった人には冷たく接する傾向にある。前記の患者との相談がまさにそういう状況で始まった。別の末期の患者家族への説明が予定されており、夫は既に到着し娘さんがもうすぐに来る状況だった。加えてその説明が終わった後、発熱外来で到着済みの患者のコロナ検査をせねばならなかった。先約の夫を呼び込もうとしていた時、96才の患者の娘さん・看護師・ケアマネなどが、私からすれば突然乱入してきた状態でなし崩し的に相談が始まり、その内容には関係なく既にその時点でイラついてしまっていた。できた人間ならそれをコントロールできるのだろうが、元々問題のある私であり最近は老化のため我慢が効かなくなっている私はコントロールできずいらだちを隠せなかった。それでも相談内容が他愛ないものであれば、そのまま相談に突入しても短時間で簡潔に処理で来たとは思うのだが、そうはいかなかった。

シャクゲバ

シャクゲバ=尺八を吹くゲバラ。この世の中を生き抜くには、この姿が必要と思いこの名前にした。日々感じることなどつづっていく予定。

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