現在、福島にいる。三か月間は徳島からの移動のリスクを鑑み福島での仕事を遠慮していたが、今週始めから福島に来ている。移動経路は変えた。いつもは徳島から羽田に飛び都心から仙台に新幹線で移動していたのを今回は少しでもリスクを軽減させるため、自宅から伊丹まで車で移動し伊丹・仙台便を利用した。仙台空港からも仙台市内に入ることを避け、空港から岩沼駅までタクシー移動した。伊丹・仙台空港共に利用客はまだ少なく常磐線もガラガラであり、ほとんど感染のリスクは避けられたと感じている。しかし、GoToキャンペーンに反対している姿勢からは矛盾する行為である。
長距離移動することで私がウイルスを媒介し、感染拡大させる可能性は否定できない。それは私自身はもちろん、福島と地元の徳島にとって望ましいことではない。私の福島での仕事が感染拡大のリスクを負ってでも遂行すべき価値があるのか?その判断は難しい。少なくとも福島では望んでくれていると私は思っているのだが、そうではないスタッフや患者さんがいるかもしれない。徳島の診療所にすれば行かないほうがいいに決まっている。私自身が自粛による行動制限にストレスを感じていることはある。だからそのストレスを解消するために、福島での仕事は価値のあるものだと自分自身に思い込ませているだけかもしれない。
来月は丁度お盆の時期にかかる。GoToキャンペーンが実施されると空港は今回より混雑し感染のリスクが高まる。来月どうするかは悩ましいところだ。私の移動中の感染リスクを高めないために、自己中心的にGoToキャンペーンに反対しているだけかもしれない。
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